違法DLを肯定するわけではございませんが… [リーザ日記]
皆様、どうも今晩は。
一か月以上ご無沙汰してしまいましたが、
今宵は私、リーザ=F=グレイスの日記とさせていただきます。
久々だから、という訳ではございませんが、
今回はあまり不愉快な類な話ではないと思います故、
よろしければこのままお付き合いくださいませ。
今回取り上げるニュースはこちら。
先月から施行された違法ダウンロードの刑事罰化ですが、
大方の人の予想通り、寧ろ売り上げが減ることになったというものです。
中古ゲームでも同じことだと思うのですが、
こういう違法DLを行う人は、それがタダだから行うのです。
違法となった場合、そういう層は渋々お金を出して買うのではなく、
無料でなければいらない、とばかりに音楽を聴かなくなるだけなのです。
どういう試算をしたのだかわかりませんが、
こうやって売り上げの減少を他人のせいにしているうちは、
絶対に状況は変わらないと断言してもいいでしょう。
CDが最も売れていたのはバブルの時期、
DL販売はおろか、他にこれといったライバルというべき娯楽がない時代でした。
自動車もそうですが、それがステータスということではなくなり、
また、趣味の多様化に伴って、音楽にお金をかける層が相対的に減っている事もあるでしょう。
そもそも、音楽を聴く人であっても、CDであればお気に入りの曲のためだけに
CDを丸々購入する必要がありましたが、DL販売であれば一曲ごとに別々に購入できます。
そもそもデータで買えば場所をとりません。となれば、積極的に音楽にお金を落とす層でも
わざわざ店舗でCDを買う理由はなくなってきている、と言っていいと思います。
※エディス義姉さまはそれでも実物が欲しいらしいですけどね…
加えて、今後は少子高齢化で音楽を聴く母数自体が減っていきますので、
これまでと同じビジネスモデルが通用しなくなるのは素人目にも明らかです。
牛丼に代表されるファーストフード業界では、クオリティを下げてでも値引きを行うことで
客を惹きつけようとしていますが、価格の適正化は行うのは当然のこととして、
音楽の質は維持…寧ろアップしていくような気概で行く必要があるかと存じます。
さて、久々ということと、エディス義姉様のコンディションを考慮して
今回はここまでとさせていただこうかと存じます。
それでは皆様、おやすみなさいませ。
