今回も弁護団の入れ知恵でしょうかね… [リーザ日記]
皆様、どうも今晩は。
今宵は私、リーザ=F=グレイスの日記とさせていただきます。
いつものように、愉快な類の話題ではございません故、
その旨ご了承いただける方のみ「続きを読む」以降をご覧くださいませ。
今回取り上げる話題はこちら。
私の日記では幾度か取り上げておりますが、
先日死刑が確定した、光市母子殺人事件の犯人の弁護団が再審要求を行う、という内容です。
その論拠として、弁護団は新証拠を出すということでしたが、
その証拠というのが「精神鑑定結果」というのは聊か正気を疑います。
この事件は発生から10年以上が経過しており、今現在精神鑑定をしたところで
当時の犯人の精神状態などわかるわけがありません。
そもそも、公判中の2007年にも精神鑑定が(弁護人と縁のある精神科医によって)行われており、
相当犯人に有利な内容の鑑定結果が用意されたのにもかかわらず、死刑判決が出ているのです。
この裁判では、犯人が母子を殺害したことに対しては争っておらず、
当時の犯人に責任能力があったかどうかを争点としておりましたので、
もともと具体的な証拠品など存在しておらず
(事件発生前後に行った精神鑑定結果が発見された、というのであれば話は別ですが)、
決定的な新証拠など出てくるわけもありません。
となると、考えられるのは、再審要求中には死刑が執行されないであろう、という
卑怯極まりない時間稼ぎ、といったところでしょうか。
正直なところ、犯人と、そして何より、この弁護団の厚かましさに怒りを禁じえません。
今回、犯人が「この事件を明らかにし、償っていきたい」と述べたとされますが、
それを言うのは刑が確定するより以前、さらに被害者遺族である本村氏が
述べるのであればまだしも、自分で言うなど論外です。
そもそも、これまでの10年間の裁判で、事実関係は殆ど明らかになっております。
さらに(今回新規で行う精神鑑定結果は除外し)新証拠が出てくるのであれば、
これまでの裁判で真実を述べていなかったか、あるいはそれまでの裁判で
証拠としては不適切であるため、採用を見送ったのかいずれか、ということになります。
どちらにしても、この死刑判決が覆る為には材料が足りない、と言わざるを得ません。
醜いまでに生に執着するこの犯人ですが、
こんなむやみな再審要求で執行が延びるのであれば、他の事例にも悪影響を与えましょう。
速やかなる棄却と、今後の再審要求の禁止を言い渡していただきたいところです。
さて、今宵ももう遅いですので、今回はここまでとさせていただきます。
長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは皆様、おやすみなさいませ。
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