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死を望むにしても、それ相応の高潔さは必要だと考えます [リーザ日記]

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皆様、どうも今晩は。
最近はめっきり朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりましたね…。
我々義姉妹も、先週末に衣替えをしたり、今週末に扇風機をしまって
ガスストーブを出したりと、着々と冬支度をしているところです。
まだ掛布団や寝間着は最終装備(笑)ではないですが、
12月には完全フル装備になるような気がしております。

さて、今宵は私、リーザ=F=グレイスの日記とさせて頂きます。
少々不愉快な類の内容になるやもしれません故、
ご了承いただける方のみ、「続きを読む」以降をご覧くださいませ。



さて、今回取り上げるニュースはこちら
新幹線の屋根に男が登り、感電したというニュースについてです。

幸い、私にはまだ縁はありませんが、
自殺について私が思っていることは以前からまだ変わりません。
「苦しければリタイアする権利は誰にでもある」です。
不治の病で苦しんでいる人、返すあてのない借金で苦しむ人…
理由は色々ありましょうし、必ずしも賛同できる理由かどうかもわかりませんが、
その人の事情も、問題の解決の術も何も知らずに
「自殺はいけない」ということは無責任だと思います。
私だって、身近な人が悩んでいれば力になりたいですし、
自殺したい、と言われたら先ずは止めようとするとは思いますが、
例えば末期がんで苦しむ人が、「抗がん剤をやめて安らかに死にたい」と希望したら
大いに悩んだ末、最終的にはそうしてあげたい、と思うのではないかと思います。
そして、その人の残った日々を少しでも充実させることに力を貸したい、
と考えるのではないでしょうか。

ですので、この男性が自殺を図ったこと自体は(冷たいようですが)どうとも思いません。
ただ、その方法が解せません。
おなじ自殺をするにしても、色々の方法があると思います。
何故、こうした公共の迷惑になるような方法を選んだのでしょうか?
完全に周囲に迷惑のかからない死に方などないのでしょうが、
例えば今回新幹線を1時間止め、16万人に影響を与えた場合、
平均年収から時給換算すると約3億円強。これだけ日本経済に悪影響を与えた、とも言えます。
※土曜日ということ、未就労者もいることも考えるともっと少ないとは思いますが…
遺族に恨みがあり迷惑をかけたい、JRに恨みがあり迷惑をかけたい、
理不尽な社会に恨みがあり迷惑をかけたい、等の理由だとしたら
そんな邪な理由での自害など、全くもって賛同できません。

後これはマスコミ各社への疑問ですが、今回の男性の名前が報道されていないこと。
住所や年齢などが報道されていることから、間違いなく身元は確認できているのでしょう。
まだこの男性が生きているので報道を控えているのだと思われますが、
ではなぜ、自動車事故を起こした人については実名報道するのでしょうか?
ニュースの内容が風化しても、ネット上でずっとアーカイブされる現代の世の中で
一度実名報道されてしまうと、半永久的…少なくとも罪を償って社会復帰しても
容易に特定され、普通の人生を送ることが出来なくなります。
凶悪犯罪者の線引きをするのは報道機関の役目ではなく、裁判所です。
それであれば、一律(例えば松本死刑囚のような場合でも)報道は控えるべきですし、
それでも報道の自由を振りかざすというのであれば、
今回ようなの場合や少年犯罪、在日外国人であっても積極的に実名報道すべきです。
こういう中途半端なダブルスタンダードが、少しずつ報道への不信につながっていることを
各社自覚をするべきです。

さて、今宵はこのあたりにしておきたいと存じます。
長文に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは皆様、お休みなさいませ


2014-11-17 03:39  nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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