救出作業内容の捏造や、遺族への慰労の捏造は擁護できないですが… [リーザ日記]
皆様、どうも今晩は。
この日記を読んでくださっている方も、ゴールデンウィーク終盤という方が多いでしょうか。
エディス義姉様はカレンダー通りお仕事ですので、単純に4連休の折り返しでしかないのですが、
最大11連休にした方々は、上手に気持ちを切り替えないといけないかもしれませんね。
さて、今宵は私、リーザ=F=グレイスの日記とさせて頂きます。
あまり愉快な類の話題ではありません故、
ご了承いただける方のみ「続きを読む」以降をご覧くださいませ。
さて、今回取り上げる話題はこちら。
先月発生した、韓国の観光客船の事故で、救命いかだが利用できなかった、というものです。
船側の不手際、政府側の対応の悪さと各方面で次々と問題点が発覚しておりますが、
あくまでもそれは直接的な原因であったり、事後の不手際のことでした。
今回発覚したこの事実で、この事故は起こるべくして起きた、ということがはっきりしました。
JR北海道の脱線事故もそうですが、万が一に備えた点検・補修が機能していないことが
最悪の事態を引き起こす結果になっています。
事後に「たられば」で語るのは現実的ではないですが、
例え船の沈没は防げなかったとしても、救命いかだが機能していれば、
恐らく乗客の大半の命は救えたはずなのです。
もし、保守点検に費用を回すだけの余裕がないのだとすれば、
それは既に、その会社の経営が破綻しているということなのです。
そんな歪な状態で、人の命を預かる交通サービス業、或いは
東電といったインフラ系の事業を継続する、ということ自体が誤りだと思います。
正直、韓国政府の対応はある意味「お国柄」と印象が強いですが
(数年前の民主党政権のせいで、日本もあまり笑えないですけど…)、
過積載や保守点検不足はあまり他人ごとではありません。
日本でも、長距離トラックの過積載は日常的に起こっているようですし、
数年前に火災時に防火扉が荷物でふさがれていることによって
死亡事故が起こったにも関わらず、あまり改善は見られないようです。
利用する側はサービス提供側の実態など(ワタミやゼンショーのように
大々的に報道されていない限り)わかりませんし、
サービス提供側の良心に委ねるしかありません。
とりあえず、私たちができることといえば、不自然に安いサービスではなく、
価格相応のサービスを提供するところを選ぶことくらいでしょうか。
私たち義姉妹も含め、消費税増税でつい安いものを選びがちですが、
結果、それが不当な価格競争(最終的には安全性や人件費が犠牲になる)の一因に
なるとしたら、無理のない範囲で適正価格を選択するが、
最終的に安全を買うことにつながることになるかと思います。
さて、今宵はここまでとさせて頂きます。
今回も最後までお付き合いいただき、有難うございました。
それでは皆様、お休みなさいませ。
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