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何より一番損をするのは、きちんと折り合いをつけている大多数の障碍者かと… [リーザ日記]

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皆様、どうも今晩は。
花粉もようやく落ち着いて、
エディス義姉様もようやく症状が出なくなってまいりました。
スギ花粉の季節以外は平気なようですので、
来年までの約10か月は今暫くは平穏な日々が送れそうです。
…花粉については、ですが。
ナナイもそうですが、お仕事が忙しいようで
間近に迫るゴールデンウィークはゆっくりと過ごせればよいのですが…

さて、今宵は私、リーザ=F=グレイスの日記とさせていただきます。
今回も愉快な類の話題ではございません故、
そのあたりご了承いただける方のみ、「続きを読む」以降をご覧くださいませ。

さて、今回取り上げるのは、
コラムニストである伊是名氏が炎上する騒ぎとなっていることです。
ことの顛末については色々なところで取り上げられておりますし、
炎上するのも当然のことですので、そちらについては触れません。

今回考えたいのは、氏のバリアフリーテロ(敢えてこう書きます)がもたらすことです。

理想を言えば、駅に限らずすべての交通やその他のインフラ等が
障碍の有無を問わず利用できるのが望ましいです。
当たり前のことですし、それを否定するつもりはありません。
しかし、JR(を含むインフラ企業)にも無限の予算があるわけではなく、
限られた予算の中で利益を出し、
そのうえで、最大限のサービスを提供する必要があるわけです。
従業員に給料を支払い、設備投資を行うわけですから、これもまた当然のことです。

今回の舞台となった来宮駅は無人駅ですが、
利用者が少ないながら、地元の利用者の利便性を考慮し、
無人駅とすることでコストを下げ、採算ぎりぎりで維持しているわけです。
※と申しますか、恐らくですが、この駅についてはそれでも赤字ではないでしょうか?
 一日の乗者数が1000人程度のようですので…
そんな駅にエレベーターなど設置したら
年間の維持費(電力、メンテナンス)だけで大赤字になります。
赤字になれば、当然駅は維持できなくなり、廃駅となってしまいます。
東海道本線の駅なので、路線自体が廃線になる可能性は低いでしょうが、
これが例えば銚子鉄道のような採算がとれない、取りにくい路線であれば
路線ごとなくなることだってありうるわけです。
実際、過去に別の人物に標的とされた
格安航空会社の関空-奄美路線は廃止されております。
もしくは、採算をとるためにコストを利用料金に上乗せすることになり
それによって利用者が減れば、その先にはやはり廃線が待っています。
いずれにせよ、バリアフリー化がもたらすのが、
誰にとっても望ましい未来ではないことは明白です。

前述した通り、氏の人間性については今回はあえて触れませんが、
こうしてみると、氏の行動は、地元民にとっては
まさしく日常生活を脅かすテロ行為にほかなりません。
理想を求め、バリアフリーのために声を上げることは大切ですが、
過大な要求は必ずしも通らない(通せない)現実も認識し、
落としどころがあるのなら、そこで妥協することもきちんと検討すべきです。
※今回でいえば、JR職員が提案した隣の熱海駅での下車がその妥協点でした。
 なにせ、2駅間はタクシーでたったの5分のようですので…

さて、今回はここまでにしておきたいと存じます。
長文に最後までお付き合いいただき、有難うございました。
それでは皆様、お休みなさいませ。


2021-04-22 01:56  nice!(0)  コメント(0) 

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