エディスのへっぽこ徒然日記EX

皆様、どうも今晩は。
今宵は私、リーザ=F=グレイスの日記とさせて頂きます。

今回はあまり愉快な類の話題ではないかと存じます故、
その辺りをご了承いただける方のみ、
「続きを読む」以降をご覧くださいませ。

明日10/10、衆議院選挙が公示となります。
それに伴い、各政党の公約などが発表されつつあるのですが、
先日発表された希望の党の「12のゼロ」について
正直、これはどうなのだ、と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか？

　１）原発ゼロ
　２）隠蔽ゼロ
　３）企業献金ゼロ
　４）待機児童ゼロ
　５）受動喫煙ゼロ

　６）満員電車ゼロ
　７）ペット殺処分ゼロ
　８）フードロスゼロ
　９）ブラック企業ゼロ
　10）花粉症ゼロ
　11）移動困難者ゼロ
　12）電柱ゼロ

確かに、いくつかは少なくしていくべき項目ですし、
「ゼロ」という強い言葉の方が有権者に発信しやすい、という
目算もあるのでしょう。
※標語のようなものなので、この中では具体的な指標などは
　触れる必要はない、と考えます。
しかし、同列に並べるのがおかしいようなレベルのものが混在しているのが
非常に気になります。
また、実現が現実的でないものもいくつか混ざっています。
※例えば、エネルギー政策上、原発を2030年までにゼロにするのは困難です。
　また、小池都知事は、既存の原発の再稼働には否定的ではないので
　これはダブルスタンダードです。
要するに、有権者にとって耳触りの良いものを並べているだけなのでしょう。
これだけならまだしも、ベーシックインカムの導入と消費税増税の凍結を同時に掲げたり、
少し考えれば、過去の民進党と同様、
若しくはそれ以上の非現実的な公約と言うことがすぐにわかります。
現実的な政策を挙げようとすると
ほとんど自民党の政策と同じになるのですから、ある程度は差別化したいのでしょうが、
それにしても少々やりすぎの感があります。

正直、都知事としての１年間の実績も、
以前の都知事時代の決定事項をひっくり返しただけで、
特に築地・豊洲関連では何一つ進展がみられません。
この辺りは民主党時代の沖縄問題と非常によく似ております。
この状態で13%もの支持を得られていることに驚きを禁じ得ません。

このままいくと、現在の与党をひっくり返すほどには議席を得られないにせよ、
一定数の議席は確保することになるでしょう。
そうなった場合、今後の国会がどうなっていくのか、正直予想もつきません。
良い方に行ってくれればよいのでしょうが…
まあ、そうはならないのだろうな、というのが私の予想です。
※候補も、現在の民進党出身者が多くなるでしょうし、
　そうなると議員としての能力もお察しと言うことになるでしょう。

本格的な選挙戦に入る前に溜息をつきたくなりますが、
それでも、皆様投票にだけは足を運んでください、とお願いをさせて頂いたところで
今回はこのあたりにさせて頂きたいと存じます。
最後まで長文にお付き合いいただき、有難うございました。

それでは皆様、お休みなさいませ。

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