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「ある意味」日本にとって有益な大統領となるかもしれませんね… [リーザ日記]

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皆様、どうも今晩は。
4月は一度も日記を書く機会がなく、ご無沙汰をしておりました…

今宵は私、リーザ=F=グレイスの日記とさせて頂きます。
それほど不愉快な内容ではないと思います故、
宜しければこのまま最後までお付き合いくださいませ。

アメリカ大統領選挙は、共和党・民主党の候補が
それぞれトランプ氏、クリントン氏に絞られたようです。
※民主党はまだサンダース氏の可能性もありますが、
 現時点ではクリントン氏優位は揺るがないようです。
正直、トランプ氏は一過性の人気で、最終候補にはならないと思っていたのですが、
(日本もあまり偉そうなことは言えないですが)
想像以上にアメリカ国民の現状への不満は大きい、ということなのでしょうか。

確かに、二期大統領を務めたオバマ氏は、
この7年で当初期待されたほどの成果を残すことはできませんでした。
日本より二大政党制がまだ機能しているアメリカですから、
次期も民主党代表が選ばれる可能性は低いのでは?と思っていましたが、
これでこのままトランプ氏が大統領になる、というのでは正直不安を隠せません。
氏の主張は典型的な大衆迎合であり、
あくまでアメリカのみの都合で大衆が喜ぶような発言を繰り返しているに過ぎません。
現在の国際社会において、一国の都合のみで政治を行うことはできません。
それは、恐らく国際社会で最も孤立している国の一つでである北朝鮮においても、です。
実際、独善的な北朝鮮の態度に対し、国際社会は(中露ですら)批判し、
結果、北朝鮮は様々な制裁を受けています。
個人的に、アメリカ国内の工場で生産している日本車には意味がないのでは?とか
米軍が撤退した方が(国防費は増加しますが)国防的な意味で有意義なのでは?とか
理解の浅い私でも思えてしまうほど短絡的な発言ばかりですが、
(氏は共和党の候補ではあるものの)7年前の日本における民主党と同じく、
その実効性・現実性が問われないまま祭り上げられている節があります。
現在の発言のままの政策を打ち出すのであれば、
日本でも民主党政権下で大きな混乱が生まれたのと同様に
アメリカでも大きな混乱が…いえ、日本よりも国際的な影響が大きいアメリカですから、
その混乱は全世界(イスラム圏も含め、です)に及びかねません。

幸い、先ほど述べたとおり氏の発言は実効性に乏しいものばかりですので、
オバマ氏以上に期待はずれの結果になる公算は高いでしょう。
如何に日本の総理大臣よりも独立性・権力が高いアメリカ大統領でも、
オバマ氏もそうだった通り、そう簡単には物事を運べないはずです。
いえ、より実現性が低い発言ですから、さらに思い通りにはいかないはずです。
恐らく、氏が直面する課題は、今後どうやって発言を実現するか、ではなく、
当初よりどのタイミングで大風呂敷を畳むか、といったことになるはずです。
日本では鳩山氏が退任するまでに一年かかりましたが…
さて、トランプ氏はどうなるのでしょうか?

ただ、誤解なきように補足しておきますが、
クリントン氏の方が大統領にふさわしいか、というと
(トランプ氏よりはマシ、とは思いますが)正直そこまで期待できるものではないと存じます。
風呂敷の畳み方次第ではトランプ氏が優れた政治をする可能性も残っておりますので、
そこも含め、今後の動向は注視していく必要があるかと存じます。

さて、少々長めになってしまいましたが、今回はここまでとさせて頂きます。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。
それでは皆様、お休みなさいませ。


2016-05-09 01:13  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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