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懲りずにまた数年後、中東に向かうような気がします… [リーザ日記]

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皆様、どうも今晩は。
今宵は私、リーザ=F=グレイスの日記とさせて頂きます。

なお、今回は時間が遅いので、短めとなります。
また、あまり愉快な類の話題とはなりません故、
その辺りご了承いただける方のみ、「続きを読む」以降をご覧くださいませ。


今回取り上げるのは、シリアで拉致されていた
自称?ジャーナリストが解放された件になります。
解放されたことは(一応は)喜ばしいことなのですが、
正直、この人物の救出に数多くの時間・費用が割かれたことに憤りを感じざるを得ません。

御存じの方も多いかと思いますが、氏は過去に何度も中東で拉致されており、
また、今回も危険地域への出国を政府から警告されたうえで、
自ら「自己責任」で現地に赴いているのです。
氏を擁護するコメンテーターもいるようですが、
「津波警報が流れているのに港の様子を見に行く」レベルの人間に
擁護も何もありません。
また、政府の警告を「取材妨害」として非難(…というのは適切ではないですね。
実際の発言はもはや暴言レベルです)したにも関わらず、
いざ拉致されると手のひらを反して救助を求める、というのも一貫しておりません。
「私は脅しには屈しない。もちろん国に助けも求めない。人質にとっても無駄だ」
と何故要求を撥ねつけなかったのでしょうか?
まあ、そこまで言い切れるほどの聖人ではなかった、ということなのでしょうが、
それであればせめて救出された時にしおらしい態度を見せればよいものの
氏は帰国時のインタビュー
「3年間時間を無駄にしてしまった」「機材を失ってしまった」
「日本政府の働き掛けで解放されたと思われたくない」などと
非常に不遜な態度をとっています。
もちろん日本政府は様々な手段で裏で動いていたことは想像に難くなく
(一部始終を事細かく報道される性質のものではありません)、
また、カタールが身代金を払ったにせよ、その身代金でテロリストに武装が増えて
今後更に血が流れること、また、日本人を含め外国人メディア・旅行者の拉致のリスクが増したこと
(身代金を払うような国は、次回から集中してねらわれます)について
氏はどのように感じているのでしょうか?

氏がしたことの影響は、氏一人にとどまらりません。
現地報道は非常に重要なことだとは思いますし、
明らかに危険な地域に自らの意思で赴くこと自体は「勇気がある」と言ってもいいかもしれません。
しかし、それであれば同時に自分のしてしまったことに対する責任は感じるべきですし、
そのことについて日本のみならず、全世界に謝罪すべきです。

さて、今回はここまでにしておきたいと存じます。
結局それなりの分量になってしまいましたが、
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは皆様、お休みなさいませ。


2018-10-26 03:11  nice!(1)  コメント(0) 
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