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感情論で論じてもあまりいいことはありません [リーザ日記]

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皆様どうも今晩は。
今宵は私、リーザ=F=グレイスの日記とさせて頂きます。

平日の夜ですので、少しでも早めに書き上げる為に
今回は少々短めの日記としたいと存じます。
また、あまり愉快な類の話題ではございません故、
ご了承いただける方のみ、
「続きを読む」以降をご覧くださいませ。





先月の話になってしまいますが、
千葉市の市長が、
「男性保育士に女児の着替えやシャワーを担当させないで欲しい」
という要望は性差別だ、と発言したことがありました。
個人的には、要望する母親側の気持ちもわからなくもないのですが、
この要望は早い話が「全ての男性保育士は性犯罪者予備軍である」
と言っているも同じで、殿方からすれば大変侮辱的な発言と言えます。
千葉市市長が「差別だ」と断じたのも無理はありません。
※逆に男性が「全てのOLは寿退社するから昇進させたくない」
 等と発言したら、世のフェミニスト達が黙っていないはずです。
そもそも、そういうことを言い出せば、
小児科医、幼稚園から小学校の教師(保険医含む)、
スイミングスクールの講師などなど、ぱっと考え付くだけでも
裸、若しくはそれに準ずる状態の子供に接する職業はまだまだありますが、
それらの全てに対して同じ要求を突き付けるでしょうか?
そうでないのであれば、そこには第三者からも納得しうる線引きはあるのでしょうか?
興味は尽きません。
「男性も育児に参加すべき」という時代でもあり、
その流れにも逆行した要求のようにも思えます。

…と、まあ、このあたりの是非についてはこれまでに散々論議されているでしょうから
ここでは私の立ち位置を述べるだけに留めておき、
少し違う視点からこの問題を論じたいと存じます。
この問題は、感情的な論議(性差別云々)ではなく、
「サービスに対する対価」として論理的に考えた方が
すっきり解決するのではないか、と考えるからです。

個々の保育士の能力による差異はあるでしょうが、
保育園側は所属する保育士の人数や能力に応じてスケジュールやシフトを組んでおり、
そのサービスに対する対価として、保育料を保護者側に求めます。
保護者側はそのサービス内容と対価を比較し、
妥当である、と納得したうえで、対価を支払ってサービスを受けることになります。
当然、元々のサービスには男性保育士によるお世話が前提となっており、
この保護者の要求は、提示した以上のサービスを
料金据え置きで要求していることが問題であり、不公平感を感じるところとなります。

通常、より良いサービスをも求める場合は、追加料金を支払うことが一般的です。
旅行に例えると、目的地まで確実に座りたいのであれば指定席券を追加購入する、
ゆったりしたシートに座りたいのであればグリーン券を購入する、
移動時間を短縮したいのであれば特急券を購入する(或いは飛行機に乗る)…等です。
保育所の実態として、えり好みなどできる状態ではない、ということも承知しておりますが、
保育所側からしてみれば、入園希望者は引く手数多の状態なわけですから、
不満を言う利用者より、サービス内容に納得する利用者を相手にした方がいいわけです。
私学のように「当園の方針にご不満であれば退所していただいて構いません」
と言ってしまってよいかと存じます。
※グリーン券を買わずに「グリーン車に乗せろ」という客は、当然普通車に移動させられますよね。
逆に、「男性保育士に…云々」は利用者側のニーズとして存在しているわけですから、
サービス提供側としては、割増料金で女性保育士のみのサービスを提供すれば
それが双方の利益につながるのではないでしょうか。

…結局それなりの長さとなってしまいましたが、
今回はこのあたりにしておきたいと存じます。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。
それでは皆様、お休みなさいませ。


2017-02-21 03:02  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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