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隠蔽体質なのも官僚と似ていますね… [リーザ日記]

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皆様、どうも今晩は。
結局今週は、エディス義姉様はほぼ毎日午前様一歩手前でしたね…。
非常にお疲れの様子で、入浴後、明後日の区議戦の立候補者を調べていたのですが
力尽きたのか、うつらうつらしていらっしゃいました故、
先程ナナイと二人で布団に移してきたところです。
せめて土日でゆっくりと体を休めて欲しいです…。

さて、今宵は私、リーザ=F=グレイスの日記とさせていただきます。
いつものように、あまり愉快な類の話題ではございません故、
その辺りご了承いただける方のみ、「続きを読む」以降をご覧下さい。



先の地震より1ヶ月余りが経過し、一応事態の収束へのロードマップは示されたものの、
未だに予断を許さない状況が続いております。
多大な負担を背負った東京電力には、結局国による公的資金の投入が行われることになりましたが、
これは致し方ないことでしょう。
関東圏以外にお住まいの人には納得はいかないでしょうが、
物流・通信等の中心は未だに関東にありますし、全く縁がないとは言い切れません。
また、関東では電気代も上昇するようです。これも仕方がないことでしょう。
東京電力は、多大な負担を背負った中で、旧来の発電所を稼動させるなどの
新たな投資をしなければいけません。
それに、総発電量が落ちている中、電気の価値は相対的に上がっているのです。
冷夏で野菜が値上がりするのとなんら変わりはありません。
寧ろ、夏季の停電抑止、という意味では、節電の呼びかけよりも効果が高いと思われます。

…と、ここまではある程度東京電力を擁護してみました。
個人的な感情はありますが、冷静に見れば、東京電力が倒産して困るのは
関東圏の人のみならず、発電所で働いている東北・北陸地方の方々もまた、
働き口を失うのです。
しかし、これにはどうしても納得できません。
百歩ゆずって、給与5%カットはいいとしましょう。(カット率はもっと高くて然るべきですが)
しかし、公的資金の投入を受けつつ、何故賞与が出るのでしょう。

別に、東電社員が頑張っていない、というつもりはありません。
東電社員も人間ですから、生活していかなければならないのです。
家を建て、ローンを組んでいる方もいらっしゃるでしょうし、
50%カットでも今後の人生設計にも大きな影響を出るのは間違いありません。
しかし、実際に地震で家を失った人はどうでしょうか。
津波で船を失った漁師の方、勤務先が倒産した方、
放射性物質で畜産物・農作物を廃棄せざるを得なかった農家の方…
実際に地震や津波、流出した放射性物質で全てを失った人たちには
賞与など出るはずもありません。
実際、倒産する企業であれば、退職金はおろか賞与、給与ももらえないはずで、
公的資金の注入がなければ立ち行かなかったはずの東京電力は
まさに倒産と同様の状態にあるはずですから、当然賞与など出るはずがないのです。

多くの人たちは、勿論東電が原発事故を起こしたこと自体にも立腹しているでしょうが、
一番許し難いのは、寧ろ事後の東電の態度のほうでしょう。
震災後も、東電は原発処理以外にも様々な不手際を我々に晒してきました。
他の電力会社や、隣接県のホテルなどが被災者たちを一時的に無償で受け入れる中、
自分たちは有償で受け入れたり、mixi等で空気を読まない発言をしては炎上したり…
枚挙に暇がありません。
JAL然り、やはり1社独占や寡占といったインフラ系の業種では
どうしてもこういう体質になってしまうのやも知れません。
今後は電力業も自由化し、競争原理を導入するなどといった改革を推し進めるべきかもしれません。
高速道路の無償化などをしている暇が合ったら、ぜひともそういう実のあることを
やり遂げて欲しいものです。

さて、今宵はこのあたりにしておきたいと存じます。
今回も長文に最後までお付き合い頂き、有難うございました。
それでは皆様、おやすみなさいませ。


2011-04-23 03:43  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

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